住み心地を大きく変える間取りの大切さと大変さ
間取りを一から作る工務店やハウスメーカーを選んだ場合、自分の頭の中では、いろんな間取りの理想がありますよね。
ただし、ハウスメーカーや工務店によって、色々なルールがあり、また、土地や周辺環境によってやりたかった間取りが叶わなく、仕方なく断念することも多く聞きます。
今回は、そんな間取りの打ち合わせの中で、どう交渉していって、理想に近づくことが出来たかをまとめてみました。
その① 収納スペースが欲しいとき
各部屋に収納が欲しいのはなんとなく、理解できます。
建築士さんも、ある程度は考慮して検討してくれます。
ただし、リビングや玄関、洗面台周辺は、理想のご家族の暮らし方によって、収納するものが違います。
例えば、うちは、玄関にアウトドア用品が増えると見込んで、玄関収納を充実させたい、できればシューズクロークが欲しいと、打診していました。
よって、最初の間取りでは、希望通りに、シューズクロークのある間取りになりました。ただ、打ち合わせしていくたびに、シューズクロークは断念することに…。
でも、収納力は欲しい!と、お願いしたところ、困った顔をされてしまいました。

しかし、サーフボードを収納したいスペースが欲しいと、言うと、サーフボードは何センチですか?収納は、横置きそれとも、縦置きどちらがいいですか?など、考えていただき、色々な案を提示してくれました。
この時、ただ、収納が欲しいと言うよりは、何をどう、収納したいと、具体的な案を話すと、それに合わせた収納を提案してくれるのだということが、わかりました。

動線から間取りを考えてみる
そこで、私は、玄関からリビングに入るまで、子供部屋、お風呂に行くまでなど、朝起床してから就寝するまでの色々な動線を考えていきました。
- 朝起きて、トイレ行って、顔洗って、朝食べて、学校や会社に行くまで。
- 学校や会社から帰宅して、手を洗い、お風呂入って、着替えて、夕食食べて、寝室に行くまで。
- 買い物に出かけて、帰宅し、荷物を抱えて、冷蔵庫やそれぞれの収納に入れるまで。
- 外遊びをして、汚れた足を洗い、着替えてリビングに行くまで。
- バーベキューをする際の、用品準備と、キッチンから、庭への往復
- 洗濯物を干して、片付けて、出すまで。
等々、我が家で考えられる動線を全て考えて列挙しました。
そうすると、自ずとどこに何を収納したいか、どこにどのような収納があれば、動線がスムーズに行くかが、整理出来ました。
建築士さんにも、「洗面所には、タオルや、洗剤だけでなく、大人の下着やパジャマまでしまいたいので、この引き出し付きの収納が欲しいです。」とか、具体的な提案も出すことが出来て、それに応じて考えていただくことができました。

また、階段下の収納を洗面所から開くようになると、子供の下着、ハンカチ、靴下などが収納できるのですが、可能でしょうか?また、そのためには、80センチ以上の高さがあるとうれしいです。など、具体的に希望を伝えることが出来ました。

そうすると、建築士さんからは様々な案を提示してくれました。色々な案を提示してくれました。そこから、また我が家にあった案を選ぶことが出来たので、結果、我が家の理想的な収納スペースに近づけたと思います。
②動線を考えたお部屋つくり
お部屋作りに関しても、子供部屋は、つながって欲しい、1階に和室が欲しいなど、漠然と欲しい部屋のイメージはありますが、建築士さんとの打ち合わせの中で、理想にはつながりにくく、断念することが多くあると思います。
これらも、収納つくりと同じように、朝起きてから寝るまでの動線を考えると、それぞれのお家にあった、トイレや洗面、お風呂の位置がわかります。
また、それと同時にお部屋つくりで考えたことは、今欲しい部屋と、将来的に欲しい部屋が違ってくるということを考えました。

例えば、我が家は今、子供が2人います。未就学児から小学校、中学校、高校、大学の頃にはもう、家を出ていくかもしれません。
小学生のうちは、リビングで学習スペースが欲しい方が多いと思いますが高校、大学となれば必要なくなります。よって、我が家はリビング学習スペースを儲けましたが、将来的には、PCスペース、趣味の裁縫スペース、老後はクローゼットを置くこと出来るよう、変化しても対応できるような、スペース作りを提案しました。

このように、それぞれのお家で、今欲しい部屋と、将来的に欲しい部屋は異なってくると思います。その点を考えて、設計士さんや、営業担当者に伝えると、理想的なお部屋につながると思います。
あと、先日某番組で、間取りは、動線だけではなく、視線や視界も大事であるということでした。幼い子供達の視界がキッチンやリビングで仕事している母親が見えているか。夫婦または、親子で過ごすリビングのスペースで、それぞれの視界に相手は見えているか、孤独なスペースになっていないかも、住み心地のよい場所にするには重要みたいです。
片付けしやすい間取りだけではなく、会話の弾む住み心地よい間取りにも出来たら嬉しいですよね。
みなさんの建築士さんとのお家つくりの参考になれば幸いです。
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